巴川水系

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人口

静岡市の人口は、昭和45年には67万人、昭和55年には72万人に達し、平成7年に73万人となり、現在はほぼ横ばい傾向を示し平成17年では約71万人となっています。その一方で、世帯数は昭和45年から昭和55年にかけて急激に増加し、平成17年まで増加の傾向を示しています。
平成27年の流域内人口は約35万人で、静岡市全体の約5割に達しています。
流域内の人口は昭和30年には約18万人でしたが平成27年には約35万人と1.9倍となり、現在ではほぼ横ばいとなっています。

 人口と世帯数の推移
人口と世帯数の推移

産業・経済

平成27年の静岡市の産業別就業者数を見ると、第一次産業は、約0.9万人であり、昭和45年の約3.5万人から減少傾向にあります。
また、第二次産業は、約9万人であり、昭和45年の約13万人から減少傾向にある。一方、第三次産業は昭和45年の約17万人が、平成7年には約25万人へと増加し、近年では大きな変化はありません。
また、製造品出荷額は昭和50年に1兆円を超え、平成2年にピークの約2.1兆円、その後、平成17年に約1.5兆円まで減少したが、現在は上昇傾向となっています。
巴川流域が位置する静岡市の産業は、お茶、ミカン、イチゴ、ワサビなどの農作物のほか、魚介類等の水産品、工芸品としては郷土色豊かな家具、漆器などがあり、平成27年の就業構造割合は、第一次産業約3%、第二次産業約26%、第三次産業約71%で県平均値より高次化が進んでいます。

 産業別就業者の推移
産業別就業者の推移

 製造品出荷額の推移
製造品出荷額の推移

巴川流域は低平地を中心として都市インフラ整備、土地の高度利用が進み、約4.5兆円に及ぶ一般資産を抱えるなど人口、資産が集積しています。